2018年7月12日木曜日

梅雨が明けました

 あっという間に6月が終わり、気がつくと7月に突入してました。


そして、いつの間にか新潟梅雨明け?えっ、早くないですか?


と思っていたら平年より15日早かったとの事です。


6月は、いくつかのセミナーや勉強会に参加しました。


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どんなものに参加したのかというと、

ひとつが、『口腔ガン検診セミナー』です。

つい最近もテレビでも取り上げられた口腔ガン。

口腔ガンの発生率はかなり少なく、早期発見の場合の5年生存率もかなり高いものですが、進行してしまうと、リンパ節への転移や、命に関わることも少なくなく、手術が成功したとしても、咬む、飲む、話す、といった、日常生活に不可欠な機能に大きな影響を及ぼしますし、見た目にも大きな変化があります。

当院は、開業して2年しか経っておりませんが、口腔ガンで、総合病院へと紹介させていただいたケースが2例ほどあります。

それを、多いと思うか?少ないと思うか?

命に関わる疾患と考えれば多いと思います。

口腔ガンの原因として、タバコ(特に噛みタバコ)や、お酒、慢性的な刺激等、色々あります。

それらを気をつけることは勿論ですが、早期発見、早期治療が非常に重要になります。

歯だけではなく、お口の中の粘膜、舌も定期的に診査をすることが必要だと考えます。

そして、疑わしい症状がある場合は、総合病院への紹介をスムーズに行えるシステムを構築することも大事だと考えております。

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もうひとつ受講したのは、あいうべ体操で有名な、今井一彰先生の、『息育、食育、足育』についてのセミナーでした。

口呼吸の弊害は、ここ最近取り上げられ始め、少しづつ浸透していますが、まだまだ理解は少ないと思われます。

当院でも、口呼吸から鼻呼吸へ促すトレーニングや、装置の使用を勧めてまいりました。

今井先生の書籍も勿論読ませていただいておりましたが、直接お話を聞くのは初めでした。

そして今回、口呼吸のお話だけでなく、足についてもお話を聞くことができました。

大変興味深い講演でした。

新しい知識の獲得や、技術の向上のために、定期的にセミナーを受講することは大事だと思いますが、学んだことを実践しなければ意味がありません。

今後も、学んだことを実践し、患者様に還元できるよう頑張りたいと思います。

写真は今回のブログとは関係ありませんが、息子が折り紙で作った天の川と、私の顔だそうです(笑)